Design Outside Pleasures
OUTSIDERは野外の楽しい、をデザインで追求する個人事業主、上山 桂の屋号。野外体験にまつわるデザイン全般を行います。
ABOUT
自己紹介
上山 桂|Kei Ueyama
1980年生まれ。多摩美術大学を卒業後、2005年にアウトドアメーカーに入社。
デザイン領域として企画・デザイン・設計・量産に至るアウトドアギアの開発、
およびキャンプ場・グランピングフィールドなどアウトドア拠点の開発を経験。
経営領域として経営企画室長としてIPOに携わり、地方創生子会社の代表などを経験。
Uber EATS配達員を経て2021年からキャンプ場の企画運営会社に参画。
2022年7月、OUTSIDERとして独立開業。
屋号について
【outsider】
⚫︎集団・組織の外部の人
⚫︎社会常識の枠にはまらない独自の思想の持ち主
本来の意味に加え、自身の興味領域である屋外やアウトドア空間の意味も込めて、
集団や組織の外部でソトを考える人 = OUTSIDER としました。
【ロゴマーク考案のイメージ】
● 集団から分離する個
● 母なる地球とそのアウトサイダー、月
● 90°回転して、個をアイコニックに表現
THINK
野外に対しての考え、やりたいこと
プロダクトデザイナーとしてものづくり領域での経験と、キャンプ事業に携わってきたアウトドア領域での経験。その2つの領域から捉えた現代社会。それを踏まえて自身が追求したいこと、を書いてます。
ヒトと道具
古来より野外で生きてきた人類は、火や石器、あるいは言語などの道具を使うことで、他の生物との生存競争において優位性を獲得してきたと言われてます。そして、より安全でより便利であることへの欲求を原動力に、都市や社会をつくりあげ、その文明を発達させてきたのだと思います。
ヒトが得たもの失ったもの
安全や便利を実現するため、道具や都市は制御可能なようにつくられてきました。一方でそのような文明社会の内側で過ごすうちに、ヒトが本来持っている身体性や思考力は失われてしまっていそうです。文明は社会には足し算を積み重ねてきた反面で、動物としてのヒトからは様々な能力を引き算してきましたから。
ヒトの身体性
つくられてきた概念や尺度で安定的に営まれ、身体的な感度を高めなくとも過ごせてしまう都市社会。それを包み込みながら絶えずに変化する自然。そのような現代環境の中にあってヒトも感覚を研ぎ澄ませた暮らしをしていたいものです。それは動物としての身体感覚の延長線上に、自然を相手に生き抜ける創造性や知恵なんかがあると思うからです。
アウトサイド快楽のデザイン
やれ便利に、やれ快適に。とモノやサービスばかりに価値を付加するのではなく、ヒトにも創造性や知恵をもう一度足し算する。文明が届きにくい野外空間とデザインとを掛け合わせ、ヒトがソトで快く楽しく過ごす。そんな「アウトサイド快楽」を追求するのです。